俺の叫びは自由への叫び 俺の叫びは皆への愛の叫び 40代男の魂の叫びを綴っています

午前三時の独り言

色々と考える

西のドヤ街あいりん地区を歩く

更新日:

ドヤ街とか言っても別にみんなドヤ顔で歩いてる訳じゃないんだぜ?

日雇い労働者が集まり一時的に宿として使う格安の簡易宿泊施設が立ち並ぶ街通称ドヤ街。

日本には3大ドヤ街として東京の山谷(現在の台東区日本堤周辺)横浜の寿町、そして今回歩いた大阪のあいりん地区(西成区萩之茶屋)以前は釜ヶ崎って言っていたんだけど釜ヶ崎って何のことだったんでしょ??

僕自身普段は真面目に建築業に従事しているので西成のあいりん地区にはぜひ行ってみたかったのですが、なにせ日本最大のデンジャラスゾーンでもあるので去年一人で行ったときには怖くて散策することも出来ませんでした。

しかし今回の旅行で一緒に行く2人をなんとかあいりん地区にある高級ドヤに宿泊することに成功させ、社会科見学の名目でドヤ街を散策するという望みを叶えることが出来ました。

今回一緒にあいりん地区を歩いたのは

雄佐武(@OSamphoto1 )さん

ラプラス(@TXW1T7M3cKywwBo)さん

どんな人達なのかはTwitterのTLを見るなり各プロフに貼っているリンク先のブログなんかを読んでくれ。

 

夕方のドヤ街を往く

というわけで宿泊した高級ドヤの目の前があいりん総合センター信号を渡るといきなりデンジャラスゾーンに入るため自ずと緊張感が走り出します。

僕等ドヤ街は初心者なので身ぐるみを剥がされても良いように身軽な出で立ちで・・・と思いきやカメラクラスタのオサムさんとラプやんはリュックにカメラを背負っている状態w

二人合わせて時価総額百万円超えの歩く身代金状態ではございますが、事前に絶対にカメラは出さない方が良いよと言っていたのでこの日もちゃんと出さずに散策していました。

あいりん総合センターが老朽化の為に2019年3月末に閉鎖して向かいの高架下に仮設のあいりん総合センターが建てられていました。

しかし行く場のない労働者の方々が未だにあいりん総合センターを寝床にしている様子でした。

ちょっと中を覗いてみたいなと思いましたが、薄暗い館内は怖くて立ち入ることが出来ませんでしたよ(;´Д`)

というわけでどんどんと街なかに進んで行くと新築されたばかりのマンションなんかもありそして道幅もきれいに区画整理された場所なんかもあり一つの時代が終わって行く感も出ていました。

そしてフェンスで囲まれた公園では小学生くらいの子供達が元気に遊ぶ姿なんかも見えて意外にも普通の街なんじゃないかと錯覚するくらいでした。

とは言え歩いていると普通に焼酎のワンカップにくわえタバコをした昭和の末期僕がまだ小学生だった頃によく見かけた感じのオッサン達がウロウロとしているので異世界感はたっぷりです。

アパートの入居者募集の張り紙も中々ユニークで入居をすると5億円のチャンスがある宝くじを10枚もらえるそうですw

しかしこの街の労働者の人に5億円が舞い降りても使いみちはあるのだろうかと3人で考えたりしながら夕暮れのドヤ街を散策しました。

今池駅の階段には猫がたくさん(*´∀`*)(当方猫アレルギーの為触れません。

堺筋を渡って今池商店街を通り新世界でこの後大阪の街に祝杯をあげたのでした。

今池商店街を通っている時に

オサム「この辺までくると普通の商店街だね」

ぼく「!」

ぼく「そうだね・・・(あ、コイツ今までデンジャラスゾーンだったから感覚麻痺してやがるなwこの辺だって十分異世界感あるのに・・・」

労働者の朝は早い

夜が明けて本当は早朝5時頃一人でまたあいりん総合センターの周りを歩いて見ようと思ったのですが、夜中々寝付けずに結局寝坊して6時起床。

支度をして慌てて飛び出すも、すでに人夫出しの人たちもほとんど見かけなくなっていました。

この日は土曜日ということもあり元々仕事も少なかったのかも。

日雇い労働は主に建築現場に行き解体工事で出るガラ(建物の室内を解体した際に出る既存の資材やゴミ)の搬出や鳶工の手元(足場組立の際に使用するクランプや単管パイプ等の足場材の運搬等)や土工(建築する際基礎工事前の穴掘りや現場の清掃作業)が一般的なようで街にある建築現場での作業がほとんです。

建築現場は通常朝8:00から朝礼をやり作業終了時間が17:00、12時~13時の昼休みと10時、15時に30分ほど休憩時間(一服)で実働7時間が一般的な作業時間。

西成から8時に現場に着くためには日雇の手続き等を考えると朝5時にはもう仕事を決めて現場に行く準備をするくらいの時間帯なので5時前に行かないとだめなんでしょうね。

ちなみに現場へはハイエースなどのワゴン車で現場まで送迎してくれます。(帰りは現場解散か近くの駅まで送ってくれるようです。

気になる1日(実働7時間、拘束時間12時間以上)のお賃金でございますが車に貼ってあった募集を見た限りですが、

一般土工、解体工で11000円程度

鳶工手元13000円程度

ガードマン8000円程度でした。

その他日雇いじゃなくて10日間の契約で1日10000円宿舎、一日2食で3000円取られるのですがドヤに泊まる手間を考えると10日間働いてまとまったお金をもらうパターンもある模様(ただし日曜日は現場全休のため、宿泊費の3000円のみ取られる模様。

玉掛けや足場架けなんかの技能資格を持っていれば多分引く手あまたで雇用してもらえるかも知れませんね。

というわけで週末朝のドヤ街を往く

どことなく休日の、のんびりとした空気が流れるあいりん地区でございますが前日回った夕方とは打って変わってそこそこ活気があります。

あいりん総合センターの裏手に回ってみると人夫出しの番頭さんなんかに混じってフリマ形態の露店がたくさん出ていました。

怖くて写真を撮ることが出来なかったのですがフリーマケット(通称:泥棒市)が写真の奥の方で開催されています。

ずらっと売っているものを見たのですが靴とか服とかカメラとか色んなものが売られていましたが、うっかり買うと変なことに巻き込まれるかもしれないので買わないほうが良いのかも。

あとは未成年から70歳くらいまでのポルノDVDも売られていたり、薬(処方箋薬)なんかも売られていました。

たぶん薬は生活保護で薬代もタダなのできっと転売しているのでしょう(あくまで妄想です

今日もあいりん地区に新しい朝が来た、希望の朝だ。

もうちょっと散策して軽く朝メシでも食べようかと思っていたところに

腹ペコラプやんから

ラプ「たこ焼き屋って何時からやってるんですか??」

とメッセージが来たので

ぼく「いま地区センターのあたりにいるからおいでよ」

と誘い出し一緒に散策することに(だって1人は怖いんだもん

ラプやんも腹が減ったとの事なので飯にしましょう。

ということで安全地帯の商店街の中にあったうどん屋で可もなく不可もないうどんを啜り軽い朝メシ。

きつねうどん300円だったのでこの辺りでは高いですね。

そしてうどん屋の近所にあった純喫茶で小粋に珈琲を飲みながら雑談。

モーニングも珈琲も300円だったのでうどん食べずに喫茶店でモーニングにすればよかったと内心思ったw

再び散策開始!有名な三角公園の周りを歩いてみました。

オッサンたちが楽しそうに談笑している姿になんかほっこりしましたが、作業着を着た仕事にあぶれた感じのオッサンが寂しそうにワンカップを飲んでいた姿をみていたたまれない気持ちになったりと喜怒哀楽が混在する姿をまじまじと見せつけられる街でもあります。

ディープな街にもきれいに咲く桜

お酒の自販機が本当に多いですね。

瓶ビールのが自販機で売ってるのを見るのって僕が子供の頃以来ですよ。

こうやって手軽に自販機で酒が買えるので立ち話しているオッサンたちはみんな時間関係なく一杯やってるんだろうね。

アル中も多そう

ちなみにあいりん総合センターの近所の酒屋は完全防備状態ですw

あいりんで自販機と言えば50円自販機だ!なーんて事を言っているブログとかも目にしましたが、全部が全部50円って言うわけではありません。

130円の自販機もちゃんとあったことを報告させていただきます。

つかサングリアだったら東京でも80円位で売ってるよ。

自販機と言えば久しぶりにカップ麺の自販機もみかけました。

最近は高速道路のサービスエリア等でもめっきり見かけなったカップ麺の自販機。

もしかして探せばハンバーガーとかもあるのかも

お値段は少々高めの強気設定でした(汗

一日何個くらい売れるんだろうか・・・

やっぱり週末のドヤ街は何処と無くのんびりとした空気が流れていました。

約1時間くらい散策してみましたがなかなか刺激的な時間を過ごすことが出来ました。

また大阪に行った際にはドヤ街に泊まって平日の朝を体験してみたいものです。

二帖も三帖も同じ値段なの??

次はココに泊まってみようかな・・・

さいごに

ノリで決まった大阪旅行だったけど行き先が大阪に決まった時は是非とも散策したかったあいりん地区に行くことが出来て旅の目的を達成出来たので良かったです。

また一緒に連れて行った若い二人にも多分良い刺激になったと思います。

この土地に訪問してみて、「こうなりたく無いから頑張る」のか、「まだココがあるからと開き直って頑張る」のかは人それぞれ。


感化されて深夜にポエム書き出してたのを高級ドヤのベッドの上で眺めてたのも良い思い出。

 

  • この記事を書いた人
キュウ

キュウ

俺の叫びは自由への叫び 俺の叫びは皆への愛の叫び 40代男の魂の叫びを綴っています

-色々と考える

Copyright© 午前三時の独り言 , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.